【会員向け】貝の和名に関するアンケートのお願い(2024年3月31日締切)
2024年3月11日
標準和名は生物の分類単位や分類階級を特定するための学術的日本語名であり、社会において対象生物についての共通理解を得るためのキーワードです。そのため、標準和名は学術研究の分野に限らず、学校教育や社会教育はもとより、行政や法律の現場においてもきわめて重要な意味を持っています。しかしながら、このような認識は、研究者間、あるいは学術団体間で完全には共有されてはおらず、和名をめぐる様々な問題があります。分類学会連合では和名について各分野でどのような問題があるかを洗い出し、問題解決に向けて何ができるのかを検討するワーキンググループを設立し、貝類学会もそれに参加することになりました。
日本の貝類分野では、ほとんど全ての種に和名があり、様々な用途で広く使われています。一方で、貝類では標準和名が厳密に制定されておらず、和名が原記載とは別に提唱されたり、学術出版とは異なる様々な媒体で仮称や新称されることもあり、貝特有の問題も少なくありません。そこで、貝類の和名にどのような問題があるのかについて学会としてアンケートを実施します。
貝類の和名について問題だと思われる内容について、下記のサイトに自由に記述くださるようお願いします。どのような内容でも結構です。できるだけ具体的な例を上げて、何件でも思いつくことをお知らせ頂けると幸いです。
貝類の和名について問題だと思うことを具体的にお書きください(例:差別的な和名がある、同じ学名に対して複数の和名があって標準和名が定まっていない、学術出版物とは異なる媒体(HPなど)で和名が提唱されている、など)。具体的な例(名前)や出版物名(ウェブサイトなど)をできるだけ詳しくお書きください。何件でも結構です。何回でも回答できます。